たて糸止装置は、そのうち一本でも切れた時、織機を自動的に停止するための装置です。たて糸には一本ごとにドロッパと呼ばれる穴の開いた薄い金属板がつり下げられており、たて糸が切断すると、ドロッパが落下し、コンタクトバーに電流が流れその信号が織機コントロールボックスに伝えられ、瞬時に織機を停止します。

もじり糸を1ピックごとによこ糸にからませ、耳組織を強固にし、たて糸切断時の耳ほぐれを防止します。左右独立電動もじり耳装置は、左右独立モーター駆動により、クロス角が自由に設定できます。
また、糸切れ時の処理や縦幅調整の操作性も向上しています。
さらに、駆動ギアのオイルパス化により高速稼働における部品の信頼性がアップしています。

カッターは織機左側、右側の織物両端部に位置し、左側カッターはよこ糸入れ、筬打ごとによこ糸を確実に切断します。
右側カッターはテンプルとテンプルバーの間でよこ糸を切断します。
織機の仕様により機械式、電磁式、ロータリーソレノイド式等、数種類の駆動方式があります。